所属ロスの不安~ママの葛藤~

お花を通じて 忙しいママを潤い満たす
プリザーブドフラワー講師 プリザママ若野さきです。
 
私が「ママ」を始めたのは2007年。
つまりママ歴は10年ということになります。
「プリザーブドフラワー講師」を始めたのは2009年。
プリザーブドフラワー講師歴は
8年ということになります。
 
生まれてからすぐに、
私たちは何に(どこで)
時間を費やしているかによって、
カテゴライズされてきましたよね。
 
私の場合、
 
生まれたら「赤ちゃん」
幼稚園に入ったら、「幼稚園児」
学校に通い始めると、「小学生」、「中学生」、
「高校生」、「大学生」
 
実は私、「学校の先生」になりたかったんです。
なので、次は「教員」に
カテゴライズされる予定だったんです。
 
大学も教育系の大学に進学、
中高の国語科の教職免許を取りました。
なので、次のステージは「教員」と決めて
人生を歩んでいたんですが、
ゼミの仲間と中国に短期留学したのをきっかけに
アジアパワーを目の当たりにし、
「学校」以外の世界も知りたくなってしまったのです。
夢だった「先生」を諦められるほど
当時の中国のエネルギーはすごかったんです。
 
急遽 大学4回生を目前に方向転換。
とはいえ、当時は就職氷河期。
特に女子の採用なんてほとんどありませんでした。
資料請求を出しまくっても、
資料を送ってきてくれる会社は少なかったし、
何時間もかけて手書きしたエントリーシートや
履歴書を送っても
試験、SPI、面接に進めない。
非常に厳しい就職活動でした。
 
それでもご縁はあるもので、総合商社に内定。
女子は縁故入社が半数以上を占める中、
一般公募1000人以上の中から
選ばれた5名になりました。
大学入試より厳しい門です。
 
そして、「会社員」になりました。
 
  
〇無我夢中だった会社員時代
 
入社後は衣料部に所属。
総合商社のアパレルって聞くと
とっても華やかなイメージですが、
海外ブランドの並行輸入とは全く無縁な部署で、
仕事はいたって地味&煩雑。
 
製品を作るためのボタン何個、生地何Mといった
細かい資材の発注計算。
海外生産が主ですから、
日本から資材を輸出し、製品にして輸入する。
輸入品の納品手配や、伝票処理。
国内外の入出金処理。
展示会の準備や、サンプル作成依頼。
小切手や手形の回収に客先を回ったり、
飛行機に乗って、
福岡、上海、天津に商談に行ったり。
取引先が倒産した時は、残業を放り出して
商品を差し押さえに行ったこともありました。
 
約9年間、様々な経験をさせてもらった
忙しい会社員生活でした。
 
  
〇所属ロスの不安
 
夫と出会い、結婚・出産を機に退社。
突然慌ただしかった生活から解き放たれ
「妻」へ、そして「ママ」に。
通勤ラッシュも、朝の慌ただしさも、
仕事の辛さも、仕事上の難しい人間関係も
すべてゼロになりました。
すばらしいほどの解放感。
  
それを満喫するのもつかの間、
次に襲ってきたのは不安感。
 
4歳から31歳まで27年間、
幼稚園、学校、会社とずっと大きな団体に
所属しながら生きてきたのに、
突然ポーンと社会から放り出されてしまったんです。
 
育児しながらその仕事を続けるのは困難だったし、
辞めたことへの後悔はなかったけれど、
社会のどこにも属していない
→社会から必要とされていない
と感じて強烈な孤独を感じたのです。
冷静に振り返ってみると、
私は9年間、会社に依存していたんですね。
会社あってこその私だったんです。
 
結婚後、もちろん、
夫はいます。子供もいます。
それは とってもありがたくて幸せなこと。
でも、自分の存在意義が夫の為、子供の為に
すり替わってしまった自分が耐えられない。
妻ではなくて、ママでもない
一人の自立した女性として
認めらたいという思いが
強烈に湧き上がってきたのです。
 
とっても欲張りですね。
その欲張りな自分が
母親失格なんではないかという
葛藤もありました。
 
 
〇プリザーブドフラワーとの出会い
 
そんな時、近所で託児付きの
お花の教室を見つけました。
(少し乱暴な言い方をすると、
託児付きの他の習い事があれば、
プリザーブドフラワーでなくても
その習い事に通って
それを極めようと思ったかもしれません。)
 
そこに集まっていたのは、
未就園児を抱えたママ達。
私と同じく、仕事を辞め、
子育て優先の生活のすきま時間に、
自分を見つめ直し、
自分の可能性を考えるママ達でした。
 
そして、将来の一つの可能性として、
プリザーブドフラワー講師資格を取りました。
私は講師資格を取って間もなくして、夫の海外転勤。
 
次は「妻」から「駐在妻」というカテゴリーに
細分されたわけですが、
ご縁を頂いて 海外在住にも関わらず、
プリザーブドフラワー講師を毎年続けられたのは
私が「妻」でなく「ママ」でない、
若野さきでいる為の支えになりました。
 
 
〇「プリザママ」になりました。
 
そして昨年11月から、
自分で自分を「プリザママ」にカテゴライズしました。
(「プリザママ」は私の造語です。)
プリザーブドフラワー講師をしているママだから
「プリザママ」。
単純なネーミングですが、
今のところ、このカテゴリーに落ち着いています。
 
そして今 私はほっとしています。
まだスタートラインに立ったところですが、
どこかに依存することなく、
自分で自分をカテゴライズできたことで、
子供が巣立っても、子供に依存しない
自分の人生を歩めるんじゃないかと。
私の持つプリザーブドフラワーの技術や知識が
そして私が辿ってきたママとしての悩みや葛藤が、
かつての私と同じ葛藤を抱えているママの
解決のヒントになれたらと活動しています。
 
 
長文お付き合いいただきありがとうございます。
 
パパさんへ、
ママの葛藤に優しく寄り添って欲しいなと思います。
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