「まことの花」ってこういうこと? ~志村ふくみ展@名都美術館~  ~時分の花を咲かせよう 3~

何の予定もない雨降りの朝。

ようやく次郎が溶連菌から復活して、
学校へ行ったのに、
雨降りだと、気が滅入る。

なんだかやる気でないなぁって時、
美術館に行きたいなぁって思う。

平日の美術館が好き。
空いていて、
自分のペースで見て回れるし、
周囲を気にせず、
作品と心の中で会話できるから。

美術はあまり詳しくないけれど、
美しいものは元来好き。

一人で美術館もいいけれど、
一緒に鑑賞したら、もっといい時間になるかもと、
朝から思い立って、
伊神真瑛さんにメッセージ送りました。
(眞瑛さんは40年、
 草月流の生け花を世に伝えてらっしゃる先生です。)
突然のお誘いにも関わらず、
快諾してくださってありがとうございました♪ 

長久手市にある、「名都美術館」へ。
うちから車で10分ほど。
近いのになかなか行けていなかった美術館。

現在開催中の展覧会
「志村ふくみ展~いのちの色に導かれ~」
  

【志村ふくみさんについて思うこと】

志村ふくみさん、
私はこの日、初めて知ったんですが、
大正13年生まれの人間国宝の染織作家です。
御年93歳! 

大正13年生まれって、
私のおばあちゃんと同い年!

今もなお、現役で染織なさって、
染織学校まで開校なさっているんです。

なんて、パワフルな方だろう。

染織だけではなく、文学にも深く、
随筆家でもらっしゃる。
「染織だけやっていてもやがてゆきづまる」という
アドバイスを受け
文学も勉強なさったんだとか。
文学から「美」へのアプローチが
染織の作品にも生かさていると知ると、
さらに奥深いものに見えてくる。

69歳にして、
「まだまだ若い」というアドバイスを受け、
インドまで飛び、
インドではサリーという伝統衣装が
今なお受け継がれていることに感銘をうけられたのだそう。
実際に見に行くというこのエネルギーすごいです。

私の母は70歳になりましたが、
インドまで行くなんて、絶対にありえません。
既に電車乗るものいやだって言ってるくらいだから。  

志村ふくみさん、
90歳を超えても尚、本当に美しい方だと思います。
世阿弥のいう、「まことの花」って
こういう方のことをいうんだなぁ。 
志村さんがこれまでの人生で、
何度も何度も咲かせてこられた「時分の花」が
展示された着物に詰まっている。

「探求心」
「行動力」
「よき師、友を得、アドバイスを受け入れる素直な心」

90歳の自分を今は想像できないけれど、
一度具体的に考えてみようと思います。
(え?90歳まで生きるつもり?って?
 はい、そのつもりですよ~)

老いて「まことの花」を咲かすには、
この3つが必要なのかもしれない。

【作品のこと】

化学染料がほとんどを占めるこの世の中で、
すべて自然染料にこだわり、
機械織機で織られた製品が当たり前の世の中で、
手機で織物を織りあげていく。

植物が
命を絶たれ、
色として新しい命を与えられ、
糸に乗り、
手機で織りあげられ反物にのり、
仕立て上げられた着物になる。

「着物が生きている。」

音はないけれど、
作品から、息づかいが聞こえる。

展示されている着物それぞれに
題名があるんですが、
まったくもって、そのように見えるんです。

経糸と緯糸だけで出来た織物という平面なのに。
絵が描かれているわけでもないのに。
奥行がある。

微妙な色の揺れ、
手機で織られた糸の揺れ。

絶対機械じゃ出せない。 
AIがどんなに発達しても、きっと無理。

これ、写真ではわかりません。
実物をぜひ見ていただきたい。

『かつて私は自分の織ったのこり裂を継ぎ接ぎして
 一枚の着物をつくりました。その時も感じたことですが、
 いつの間にか裂は私の手をはなれて
 自分の好きな裂のところへ吸いよせられるのです、
 私が別のところへもってゆくと、
 「そこじゃない」といっているみたいです。』
(『織と文 志村ふくみ』「あとがき」より)

「切継―熨斗目拾遺」という
裂を継ぎ接ぎした着物の作品に添えてあった言葉。

これ、お花を生けるときと同じだって感動しました。

お花がここに行きたい。
ここじゃないよって伝えてくる。

植物が形を失って、色になってもなお、
そうやって語りかけてくるなんて。

人間が形を失ってもなお、
語りかけるって、どういうことだろう。

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ふらりと出かけた美術館。
日本にこんな素晴らしい女性がいて、
同じ時代を生きていることを
知ることができて、よかった。

お付き合いいただいた眞瑛さん、
ありがとうございます。
眞瑛さんの視点もお聞きできて、
やっぱりご一緒させていただいてよかったです。

ご興味ある方はぜひ。

志村ふくみ展-いのちの色に導かれ-
前期 2018年1月12日(金)~2月12日(月)
後期 2018年2月14日(水)~3月18日(日) 
 
名都美術館
愛知県長久手市杁ヶ池301番地

 
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