お札は芸術品♡
昨日のメルマガのご感想で、
「さきさんからもお金の話を聞きたいです」
とコメントいただきました。
ありがとうございます♡
妻、母、私自身を最幸に生きるためには、
欠かせない「お金」。
この1年で私の「お金観」は
変化してきました。
変化したら、変化した分だけ
お金が流れてくる量が変化しました。
今日は、
お金に会ってきたお話をしますね。
昨日はお金に会いに
午前は国立印刷局、
午後は日本銀行本店へ行ってきました。
海外で現地の紙幣を
手にしたことがある人は、
/
日本のお札ってなんてきれいなんだろう!
\
と思われた方も少なくないと思います。
あのさわり心地、
精巧な肖像画、
独特の色調、
まさに芸術品です。
一万円札の福沢諭吉さん
5千円札の樋口一葉さん
千円札の野口英世さん
それぞれ裏面の
鳳凰、カキツバタ、富士山
どれも、ひとつひとつ
職人さんの手によって彫られた
原版がスタートなんですって!
金属の板の上に、
1ミリの間に10本の線を彫る
それくらい繊細な作業らしいのです。
その技術を習得するのに20年はかかるんだそう。
あなたのお持ちのお札を
よーく見てみて下さい。
諭吉さん、一様さん、英世さんの
髪の毛一本一本、
彫って表現してあるんです!
職人さんの原版を元に、
印刷用の版面が作られ、
きれいなすかしの入った紙の上に
様々な偽造防止の技術を乗せ、
特殊なインクで印刷され、
キラキラ光るホログラムが貼られて
裁断され、1000万円の束になって
日本銀行へ旅立ちます。
毎日、
何気なく手にしているお札が、
こんなにも、
手間をかけて作られた
美しい芸術品だったなんて♡
国立印刷局の見学アンケートに
「ますますお札が好きになりました。」
って書いてきましたよ!
それでも、お札はただの紙
国立印刷局では
職員の方が、見学者にいろいろ説明して下さるのですが、
一番驚いたことは
印刷局の方がしばしば口にする「製品」という言葉。
「日本銀行の指示を受けて製品を製造します。」
「製品の品質管理のために、温度湿度の一定の部屋で保管します。」
「製品の製造過程をお見せします。」
「製品」とは「お札」のこと。
印刷局は、メーカー(工場)なんですね。
私、最後にどうしても疑問があって、
職員の方に質問しました。
私
「製造しているお札とお給料でもらうお金、
職員さんにとって、
お札に対する意識は違いますか?」
職員さん
「ぜんぜん違います。
私が入社したときは製造した製品のことは「お品」と言いなさいと教えられました。
大切な商品ということです。
製造したものと、お給料とは意味合いが全然違います。」
国立印刷局の人が、
作った製品(お札)を
自分が給与で手にするお金と同一視していたら、
きっと毎日いくばくかの葛藤がありそうですので、
意味合いが全然違うという回答は
ごもっともだなと思いました。
ただの紙がお金の意味合いを持ち始める境界線がある
私たちはお札=お金として考えていますが、
もともとは、お札=ただの紙
お札を作っている国立印刷局の方を考えると、
ただの紙がお金になる境界線がある
というのを認識しやすいと思います。
自分たちが製造したお札がまわりまわって、
お金になる境界線とは、つまり、
ただの紙の「お札」に
感情が乗る瞬間。
意味や価値が乗る瞬間。
・サービスに対する感謝
・労働への労いの氣持ち
・誰かからのありがとうの感謝の気持ち
・費やした時間に対する対価
・提供したスキルへの対価
のように、なにかしら、
自分が受け取るに値することをしていないと
受け取るに足る理由がないと
お金と認識できない。
それまでは、お札はただの紙。
自分とは切り離されている状態。
銀行の窓口の奥の紙幣はただの紙。
窓口カウンターを超えて手元に来た紙幣はお金。
みたいな。
自分と関係性ができたときに「お金」になる。
1億円を持ってみようコーナーで
持たせてもらいました♪
私も含め、参加者みんな
嬉しそうに、ニコニコして持ち上げていましたが、
これが、自分のお金ですよってなったら、
たぶん、この1億円の意味を考え出す。
ニコニコから真剣な表情に変わりそう(笑)
そもそもお金と思い込んでいるお札は
ただの紙で、原価にすれば、数十円。
必要以上にあがめ奉る物でも、
役立たず扱いする物でもないんですよね。
自分が心地よい感情を
お札に乗せられたとき、
気持ちよくお金を手にできる。
それだけ。
逆に、
お札に暗くて重い感情を乗っけたら
(対価に見合わない、これだけ?、がまん料)
満たされない感情でお金を手にすることになる。
最近はキャッシュレスで
お札を手にする機会は減り続けているけれど、
お金に温かい感情を乗っけて与えられる
お金に温かい感情を感じながら受け取れる
お金とフラットに付き合いながら、
お金に愛される必須条件だと思います。
自宅をパワースポットに♪
幸せの限度枠がどんどん広がっていきますように。
「浴衣de豊か」ランチ会
パートナーと愛と豊かさを育むランチ会を開催します。
※浴衣が難しい方は、とびきりお気に入りのお洋服でお越し下さい。
こちらからご確認ください♪
https://resast.jp/events/357950
コメントを残す