今日、またひとつ、歳を頂きました。
毎年思うのは、なんやかんやいったって、
いい意味でも、悪い意味でも、
そのときのわたしにぴったりの現実があるなぁって。
ここ数年は、格段と
自分らしく生きているんじゃないかと感じています。
今年も自分史上もっとも心地よく、
お誕生日を迎えられました。
ありがとうございます。
まだまだ死にませんけど、
お誕生日なので、これまで振り返ってみると、
仕事と泥沼恋愛で激やせし、
毎月必ず３９度の熱を出していた２０代。
会社の価値基準、「利益最優先、合理主義、迅速性」に
自分を乗っ取られていましたね。
会社で評価されることこそが、
わたしの価値そのものだった。
ほんとは、そうじゃないのにね。
31歳で結婚、出産、退社。
子育てと国内外の引っ越しで疲れ果て、
ひんぱんにぎっくり腰。
夫の会社の奥様会のストレスで頻尿に困っていた３０代。
会社を退職したにもかかわらず、価値基準はそのままに、
専業主婦業を営むという、
ウルトラ矛盾を、矛盾とも気付かず、
お金を稼いでいない劣等感が膨らんでおりました。
せめて、「イイ妻」、「イイ母」になろうと、
いろいろ頑張っていたなぁ。
今から思えば、あきらかに、無理してました。
夫や子どもに受け入れられることこそが、
わたしの価値そのものだった。
しかも、夫はきっとこう考えるに違いないと、
妄想の夫にどんどん空気を送り込み、
バルーン夫を相手に、わたしひとり、格闘していたという、
なんとも、こっけいな….。
つねに、周りがあっての「わたし」で生きてきたので、
何をするにも判断基準が自分の外側にあったんですよ。
だから、なかなか決められない。
あの人どう思うかな。
世の中一般的にはどっちがいいのかな？
メリットとデメリット調べなきゃ。
ってね。
「わたし」が行動しているようで、
じつは、自分が設定した周りによって、
わたしがわたしを行動させていたんですよね。
これって、結構ズルイのね。
簡単に人のせいにできるから。
（そのかわり、他人の人生をいきることになるんだけども）
周りのものさしで、自分の幸せを作っていたんだから、
当たり前ですけれど、はたからみれば、
幸せそうに見えていたと思います。
実際、とうの本人も、「そこそこ幸せなはず」って
言い聞かせていましたね。
でも、言い聞かせているうちは全然違うのね。
その幸せに「わたしが不在」。
40代になって、日本に帰国してから、
はじめて、ほんと、はじめて、
「自分」を見つめました。
（おそっ。。。）
学歴とか、キャリアとか、資格とか、スキルとか、
外側にくっつけているバッチじゃなくて、
自分の内側を。
ザ・会社にぴったりの「わたし」は
「わたし」じゃなかったし、
ザ・夫や子どもにぴったりの「わたし」は
「わたし」じゃなかったし、
ついでにいえば、
両親にぴったりの「わたし」は
「わたし」ではなかった。
（ぴったり、と思い込んでいるのは、自分自身なんですけどね）
わたしって、ほんとはどういう人間なんだ？？？
わたしって、ほんとは何がしたいんだ？？？
わたしって、ほんとはどういう人とつながりたいんだ？？？
ほんとのわたしは、どこにいる？
40代前半で、わたしの内側を見つめる作業をし、
わたしが繋がりたい人、
わたしがやりたいこと、
わたしが叶えたいことが
ようやく見えてきたんです。
ほんとうの自分で世界と繋がり直した先の
心地よい豊かさ、幸せを育みたい。
我慢合戦の人間関係はお互い不幸。
ほんとうの自分なんて、
自分だけじゃ分からないし、
特に女性は、刻々と変化するもの。
自分を発見する喜びもさることながら、
一緒に居る人がハッと未来を見るその瞬間が
私はほんとにほんとに大好きだって気付いたから、
だから、幸さきサロン活動のメインはワークショップにしたり。
自分一人では叶えられないことは、
同じ思いを持つ方々と一緒にプロジェクトを立ち上げたり。
ほんとの私が叶えたいことを、形にしていくうちに、
人間関係の地図が自然と書き換えられて、
気がつけば、私の周りには、
ほぼ心地よい人しかいないという状況になっています。
ほんとうにふしぎなもので、
心地よい人としかつき合わなくなって、
いつのまにか、「お金」事情もかわりました。
会社員時代のパイの取り合い、
少しでも安く買いたたき、高く売り、
奪い合いの結果のお金や、
自分が我慢して働いた我慢料のお金ではなくて、
私がやりたくてやっていることを、
誰かが受け取ってくださった結果としての、
巡り合いの温かいお金を頂くようになりました。
節約して、少しでも安くの、バーゲン狙い体質だった私が
お金を流すべき所、かけるべき所に、
気持ちよくお支払いできたり、
こっそり周りの方から優待を受けたり、
外商サロン体質の私に変化したですよ。
人生の主語を「まわり」から、
「わたし」に取り戻す。
ほんとうの自分がやりたいこと、叶えたいこと、心地よいことを
叶えていくなかで、
ほんとうの自分で、世界と繋がり直したとき、
心地よい豊かさ、幸せって育んでいけるものなんだなって、
まだまだ道の途中ながら、確実にそう思うのです。
判断基準を自分の外側にだけ持つのではなくって、
責任を全て引き受けなきゃだけど、
自分の感情、感性、感覚、身体に問いかけつつ、
行動の判断基準を、自分に取り戻していくことは、
今のコロナ混乱期の、
誰も正解を知らない、
誰も頼りにならない今の時代には、
絶対に欠かせないと思うんです。
（漢字ばっかりで固い言い回しになっちゃいましたけど、ほんと、大事）
ゼロベースから、生きる指針を
自分で作っていかなきゃならない時代だから。
それを持たないという選択肢もありですけれど、
大きな組織か、誰かの枠組みか、身近な誰か、知らない誰かに
いいように人生を乗っ取られて、
使われてしまうことを受けいれる覚悟は必要かも。
たいそうなことに聞こえるかもしれないけれど、
一人でやらないことも大事。
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ほんとの自分で世界と繋がり直したい、
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自分とつながり、ほんとの自分で世界と繋がり直すこと、
その先の心地よい豊かさと幸せを育むとはどういうことか？
分かって頂けるかなと思います。
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ピンと来られた方はぜひ。
あなたが心から望む
心地よい豊かさと幸せを手にしていけますように。
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