自宅をパワースポットに♪
若野さきです。
昨日、長野の友人宅から帰宅しました。
私が海外にいた時、
常夏のアジアの南の島で生活をし、共に子育てをしてきた仲間。
子ども同士は年齢もほぼ同じで、幼馴染のようなもの。
今は1年に1度しか会えないけれど、
会えば1年のブランクを感じない。昨日の続きでおしゃべりしている感じ。
子どもたちは、じゃれ合ったり、一緒に野球したり、虫取りしたり、川で遊んだり。
数年前までは子ども中心のひとつの場だったのが、
いつの間にか、子どもの場、大人の場を分けられるようになり、
子ども達がめいめい、自分のことは自分でできるようになり、
小さい子には手助けもできるようになっていて、
子どもの成長を感じました。
私が海外にいた6年間は、
帯同ビザ(夫の就労ビザに付帯するもの)のため、働くという選択肢はなく、
自分と子育てとボランティアに関わった時期でした。
強制的に「お給料をもらって働く」という活動ができない。
だからこそ、目の前のことをしっかり見つめ、
子どもと素直に生活を楽しんだ時期になりました。
日本にいるときは、
「子育てしながら収入を得る母」が
「頑張るお母さん」、「エライお母さん」。
「子育てしかしない母」は
「努力しないお母さん」、「能力のないお母さん」だと
いつの間にか思考に浸みこんでいました。
なので、出産後、常に焦りを感じていました。
太郎出産後、半年くらいすると、
ファイナンシャルプランナーの資格をとったり、
幼児向けの文字の書き方教室の講師資格をとったり、
プリザーブドフラワーの講師資格をとったり、
取った資格で働いたり、
女性セミナー受講をきっかけに、託児所付きの市の施設で働くお話を頂いたり。
常に目は外を向いていました。
自分の足元を見ずに、ふわふわと遠くの獲物を探そうとしている感じ。
それって、疲れるし、満たされないんです。
基本設定として、働いていないお母さんはダメだという価値観で生きていた。
つまり、きちんと働いていない今の自分はダメだという自己肯定感の低さを抱えていたんです。
家事、育児、毎日毎日一日も休まずに働いているにもかかわらず。
海外に住むことになり、
その思考を強制終了できたのは
私が生きていく上で、本当によかったと思います。
医師、技師など、どんなに優秀な女性でも、
人生の時期によって、自分のエネルギーの注ぎ先を
潔く変えていく柔軟性をもった外国人女性にたくさん出会えたから。
同じ学校に子どもを通わせていた外国人ママ達が、
実はお医者さんだったとか、デザイナーだとか、シンガポール航空のCAだとか。
出産前まではそうだったけれど、今はハウスワイフ。
働くべき時が来たら、働けるわというスタンス。
別に資格を持っているからとか関係ないんです。
(日本の資格至上主義にはげんなりします)
資格にも働くことにも固執しないフレキシブル感。
太郎の同級生のお友達のママは、
昼夜問わず、神経を使う麻酔医をしながら子育てはできないからと、
麻酔医はやめて、自分が好きな絵画を子どもたちに教える教室を始めていました。
取った資格は生かさなきゃとか、
働かなきゃとか、働かなくてもとか、そんな次元の低い話ではなくて、
人生を見渡した時の「今」を見て、
その「今」のためにすべきだと思ったことを信念をもってする。
とても潔くて、美しい。
一つの企業にしがみつくようにして働いたり、
自分にはもう働く能力がないと自分を蔑んだり、
それって、自分を信じられないからだと思うんです。
人にはひとりひとり、いろんな人生があって、
特に女性には結婚、出産、子育てという人生のフェイズがある。
その時、その時に精一杯向き合うこと。
専業主婦でもいいし、働いていてもいい。
誰かを羨んだり、妬んだり、誰かと比べたりする余裕がある人って、
自分の人生を生きてないんですよね。
自分の今に向き合って、未来の自分を信じられるエネルギーを貯める場所。
どんな時でも、そこは、やっぱり自宅だと思うんです。
自宅パワースポットへの道 音声第二弾の収録しました。
女性の働き方を提案する星野紘子さんがインタビュアーです。
必要な方に届きますように。
音声はこちら↓
https://wakanosaki.com/voice_2
この記事を読んでくださった方のご自宅が
愛と光あふれるパワースポットになりますように。
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