ニーズに応えるトラップ～資格スキルを生かす前に考えたいこと～

さて、今月は、Zoomという
オンライン会議システムを使って、
個別セッションしたり
対談音声を録音したり、
交流会に参加したり、
場を開催したりと、
毎日のようにお世話になっています。
　
　

私の場合は、コロナウィルスが広がる前から、
基本、家庭か、
Zoomとリザスト（今お届けしているメルマガ配信システム）と
Facebookグループをメインにした
オンライン生活です。
　

先日、セッションを受けて下さった方から、
　
私もZoomで場を開催したいのですが、
どうやって、ZoomでURLとったらいいんですか？
有料と無料版の違いを知りたいです。
　　
って声を頂きました。

「Zoomの使い方」　
これ、今、とってもニーズがありますよね。
　　
　　
　
セッション内では、お答えせず、
ある方のZoom作り方セミナーのご案内を差し上げました。

　

　
かつての私だったら、
個別具体のやり方を事細かに説明して
なんなら、スライドにまでして
セミナー形式にして、ご提供してたかと（笑）

質問頂いたり、
要望いただけるのって、
いつだって、とっても嬉しいんですよね。

求められること＝やるべきこと

という回路が、ピピッと繋がって、
せっかく頂いた期待に応えなきゃ！
って張り切って行動していました。
　

　
もちろん、今も、
求められることに対して、
ポジティブに向き合っていますが、
　
　
最近は、
スキルを売るのはもう止めようって
思っています。

私、それ、できるけど、
なんなら、めちゃくちゃ上手に出来ちゃうけど、
私じゃなくても、
それ、提供してくれる人、いるよね。

　
みたいな感覚。

こんな世界になったらいいな、
理想の世界の住人になるとして、
　
わたしはそのために何をする？

私はひとり。
時間は有限。
　
　

私がしたいのは、
　

家庭を持っている女性が
家庭を育みながら、
ご自身の世界観を発見し、
その世界観を実現していくお手伝い。
　

だから、
Zoomの使い方は、
その専門の方をご紹介した方が、
　

私も自分のミッションに力を注げるし、
Zoom使い方セミナーをなさっている方も
それを必要としている方とのご縁を結べる。

いいことづくめ。
　
　

Zoomに関して、私がするのなら、
Zoomを活用して
ご自身の世界観をどう表現していくのか？
こっちを伝えていくのが私にとってのミッション。

わたしが持っている知識経験スキルご縁は、
サロンメンバーさんには惜しみなく
お届けするスタンスなのですが、
　

　
どうありたいのか？
どんな自分になりたいのか？
どんな世界を実現させたいのか？
が決まっていないと、
私の知識も、経験も、スキルも、ご縁も
お渡ししようがないんですね。
　

逆に、
どんな世界を実現したいのか、
それが見えたら、
私が持っているスキルや知識や経験、ご縁を
カスタマイズしてご提案することができるのです。
　

「ニーズを拾う、ニーズを作る」
「未解決の課題を解決する」
求められることをやるというのは、
ビジネスの上では鉄則で、大事だけれど、
それって、大企業がこれまでやってきたビジネススタイル。
　

　
その結果、どうなったのかっていったら、
より高品質で、より安く、より便利に
と、自分の首を絞めて、
苦しくなっているケースが多いですよね。

もちろん、求められることをやっていくのはアリだけれど、
自分の世界観とリンクしているのか？　
そのニーズって、私が応えるべきもの？？
　
この視点は欠かせません。
　

　
あなたができることと、
あなたがやるべきことは別物。

優秀な人ほど陥る蟻地獄。

あなたが実現したい世界のために、
あなたの有限の時間をどう使うのか？
　
スキルや知識ではなく、
あなただからこその価値って何なのか？
　

これから、この視点は欠かせません。

もしかしたら、
資格を生かして、
スキルを生かして、
これから何かしよう！と思っていらっしゃる方、
すでに取り組んでらっしゃる方もいるかもしれません。

けどね、出来ること（資格・スキル）が
やるべき事っていう錯覚にはまると、
ドツボです。。。。

　

プリザーブドフラワー講師の私、
お花の知識も技術も、教える技術も、
配送のコツも、写真のテクニックも持っています。
けど、これらスキルを売っていたときは、
なかなかよきご縁に恵まれなかったなと。

求められるのは、私でなくて、
スキルや商品だったから。

サロンメンバーさんに、
これからGarden of Infinity Happinessでやっていきたいこと何ですか？
アンケ―トしたら、

　
「さきさん、うーん、特にないんです。
　さきさんの場にいることが幸せなんです。」
「家庭パワースポットがほんとに素敵だなって。」

と。
　