やってもやらなくてもいい。主導権を自分に戻す言葉がけ

先週金曜日から、山ごもりキャンプ。
昨日帰宅しました。
　

雨というのもあって、
キャンプ場はガラガラ。
屋根付きのかまどスペースは
貸し切り状態でした。

写真を撮る以外は、
スマホデトックス。
　

必要だと思って受け取っていた情報も、
私がやらなければと思いこんでいた作業も、
山ごもり中、シャットダウン。

周囲に、山ごもり中はできませんって伝えたら、
勝手にみなさんしてくださる。
ありがた～い。
私が動かないことで、
新たな循環が生まれているのも、嬉しく体感。

いかに私が、いつも玄関の扉を開けっぱなしで
過ごしていたのかを実感しました。
 

たまにはね、
玄関閉めて、雨戸も閉めて、
外界を遮断して、
安心して裸ん坊になってみると、
自然と、内部の声が聞こえてきます。

　
キャンプ場のある山を下りて、
正真正銘、裸ん坊で、
温泉で身体を緩めていると、

脳内のあちこちで
同時発火的に、シナプスが繋がって、　

最近私が考えていたこと、 
違和感を感じていたこと、
可能性を感じていたこと、

それらが、パチンパチンとはまっていく
そんな感覚。

ジャグジーの泡のように
ぶくぶくと浮かんでは消えていくので、
　

お風呂から上がったら、
覚えている分だけでも、メモメモ。

この数日で、いろんな気づきがありました。

（キャンプ場　目の前の川
　川の音を聞いているだけで、余計なものが流れていきます）

周りも自分も含めて、
案外と、
退屈しのぎにやっていることは多いモノだなぁと、
最近感じています。
　 
　
　
忙しい、忙しいとか言いながら、
退屈の埋め合わせで、
いろんなことに手を出してみたり、
あえて自分がやらなくてもいいことをやってみたり、
　

　　
「やらなくてもいいよ」

と自分に許可を出すと、
途端に、手持ち無沙汰、退屈の埋め合わせを
あたかも、自分のミッションだと
勘違いしてやっていたことの多さに気付きます。
 
　

自分に出す許可は、

「やってはダメ」

ではなくて、

「やってもやらなくても、どっちでもいい」

強制でも、禁止でもなく、
主導権を自分に戻す言葉がけ。

その家事、その仕事、
その育児、その介護、
そのスマホ、そのパソコン、

やってもやらなくても、どっちでもいいけど、
やる？やらない？

全部やらないって答えが出ても、
絶対に大丈夫。

満ちたら、やりたくなること、出てくるから。

それに気付くと、
とたんに、自分を満たそうと躍起になりがちだけど、

何もやる気になれない～ってなったからといって、
自分のエネルギー不足を
無理矢理、埋めようとしないこと。

やる気出さなきゃ、
自分を満たさなきゃ、
自分をご機嫌にしなきゃ、

焦ると力んで、空回り。

そんな時は、
 

ゴロゴロしたり、
本を開いてみたり、
お散歩したり、
ぼっーとしたり、
お風呂であったまったり、
お昼寝したり、
素朴で美味しいものを頂いたり、

肩の力を入れないで、
自然に心地よくいられることだけ。

あなたが心地よいと
周りもきっと心地よい。
　

今、やる気が出ない、
なんか、元気出ない、
　

それはあなただけじゃない。
メランコリックな5月が過ぎ、
ウツウツとした梅雨シーズン到来。
平常時でもエネルギーは下がり気味なのに、
今年はコロナ疲れも重なって、　
社会全体、停滞気味。

新しい世界の到来に、
どこにどう向かっていいのか？
世界全体、宙ぶらりん状態で、
バランスのとれる位置を模索状態。

ほんと、今、人類全体が、お疲れモード（笑）

それごと、まるっと受けとめて、
心地よさに身を任せ、
余裕が出たら、未来に気持ちをはせてみる。

あなたの幸せの限度枠がどんどん広がっていきますように。