これからの時代に必要なのは、感性と感受性

「感性」と「感受性」

これまでの時代背景、受けてきた教育では、
「論理的思考」「科学」「実証可能なもの」が
絶対的な正解として、重視されてきました。
 

けれど、
「ロジカルシンキング」がもてはやされていたのは、
今や、遠い過去。
 

データを元に、論理的に策を練っても、
うまく行かないことだらけ。

複雑に絡まり合っている世の中は、
そんなに分かりやすい構造にはなっていないことに
みんなが気づき始めました。

 

 

論理的思考に求められる
「分かりやすさ」

 

 

これ、とてもありがたいことですけれど、
「分かりやすい」というのは、
あるゴールにたどり着くために、
無駄をそぎ落としているから、
分かりやすいと感じるわけです。

けれど、そもそも、
世界は分かりやすくなんかない!
めちゃくちゃ、分かりにくい(笑)

複雑なものを、単純化しようとすると、
何かをそぎ落とします。

もしかしたら、それは、誰かにとっては無駄かもしれないけれど、
誰かにとっては必要不可欠なものである可能性もあるのです。
 

GoogleやAmazonやYoutubeが
個人の好みを分析して、
それに合わせた情報提供をしてくれるのは、
シンプルで分かりやすいかもしれないけれど、
 
 
そうなればなるほど、
見えない世界が増えてくる。
視野がどんどん狭まってくる。
 
 

自分の趣向が単一化してくる。
他の誰かと似通ってくる。
 

これって、とっても危険だなって思うんです。

そもそも人間、一人一人は全員違う。
違いこそが価値です。
論理的に、分かりやすく、整理されたフォルダーに
区分けできるようなものではないですよね。
 

複雑な世界を、複雑なまま理解する。

これから、人間が人間らしくあるためには、
絶対に欠かせない視点だと思います。

複雑な世界を複雑なまま理解する、って一体何?

ですけれど、
すでに私もあなたもそれを経験済みなのです。
 
赤ちゃんは、複雑な世界を、言葉を使わずに、
全感覚を使って、自分の理解に取り込んでいますよね。

そこで、
自分の感覚の出番なのです。

自分は世界をどのように切り取っていて、
自分の感覚は
世界からどんな情報を受け取って、どう感じているのか?(感受性)
それをどう表出させるのか?(感性)
  

 

AだからBとか、
証拠とか、
データとは切り離し、
自分の感覚を頼りに認知する。

感受性と感性は似ているけれど、ちょっと違って、

感受性は
世界を感じ受けるセンサー

感性は
感じたものを世界に表現する出力エネルギー

 
 
感受性と感性のトランスボックスは自分自身ですから、
感じ取って表現していかないと、
太って破裂するか、さびて鈍くなるか。。。。
 
 
 

先日、私が主催するオンラインサロンで、
感性をテーマにして、ワークショップを開催しました。
 
感性から綴るMy辞書作りワークショップ
感性を使って、ご自身にとっての「家庭」を定義しました。

絵を描いたり、問いかけをしたりという中で、
自分が持っている複雑な「家庭像」を複雑なまま、
感性で表現してから、言葉にすると、
言葉に、魂が宿るのですね。
 
 
感性発の言葉は、
絶対にAIでは表現できない、言葉になる。

 
これからの時代、
人間が人間らしく、幸せであるためには、
「感受性と感性」
この2つが欠かせないと思います。

感受性、感性を稼働させたあとで始めて、
論理的な思考が役立つ。

そんな時代はもう到来していると思います。

今日もお読み下さりありがとうございます。

あなたの幸せの限度枠がどんどん広がっていきますように。

 

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