「伝えても伝わらない」への処方箋

先週はオンラインワークショップが3つ。
 
ワークショップを最大限に楽しむコツは
オンラインでも今ココを共有しているという
ライブ感を楽しみながら、
集まった人達との中で
何が出てくるか分からないけど
自分から出てきたものや
場に出てきたものを圧倒的に信じることだと思います。
 

ほんと、面白いですよ~♪
私は、主催しながら、自分も一緒に楽しみます。

先週の金曜日は
「『伝わる』を『伝える』に」ワークショップを開催しました。
幸さきサロンのコンセプトの
「自分につながり、ほんとの自分で世界とつがなる」
ためには、
自分の周りの世界に「伝える」って行動が欠かせません。

メンバーさんからご感想頂いたのでここでシェアしますね。

 
伝わってるの〜?
どこまで伝えようとすればいいの〜?
とプチ疑問が浮かぶ毎日でした。
コツを押さえてみて、
わたしの場合は、反応にあまり一喜一憂せずに、
発信たいときにコツコツ発信しようと思いました。
昨日のフリートークから、
ブログネタも思いついたので、
バンドデビュー終えたら(あ、明日…!)また書きたいと思います。
リラックスして脳がアルファー波になっているときが、学習に適しているらしく、
幸さきサロンの信頼関係のある少人数の女性同士のフリートークは、
意図せずそういう状態になっているのかも?きっとそうだわ…♡なんて思ったりしてます(笑)

 

 
ありがとうございました!色々ととっても楽しかったです♪
私は、とにかく、伝え続ける事が大切なんだな、と感じました❣️

それぞれ受け取って頂けて嬉しいです。
「伝える」と「伝わる」の違いの大前提をふまえた上で、
伝える方法は、本当に人によって違うんですよね。

でも、一人よりも誰かがいた方が、気付きやすかったりします。

「私の場合は~」、「私は~」、
とご感想を書いて下さっているとおり、
サロンメンバーと車座になっておしゃべりしながら
それぞれにとっての心地よいベストの選択を
その方自身がこれかな?って選び行動していけるような場を
毎月テーマを決めて開催しています。

もし仲間と一緒に
「自分とつながる、ほんとの自分で世界をつながる」ことで
心地よい幸せと豊かさを実現なさりたい方は
幸さきサロンへどうぞ♪
オンラインワークショップが定例の珍しいオンラインサロンです。


 
でね、今回幸さきサロンで行ったワークショップのテーマ
「『伝わる』を『伝わる』に」なんですけど、

多くの人が「伝える」と「伝わる」を
いっしょくたにしていて、
コミュニケーションのズレが発生しているのは
本当にもったいないなと常々感じています。

「伝える」と「伝わる」は決定的に違っていて、
「伝える」のは、一方方向の行為。
「伝わる」のは、伝えた結果、相手の反応(理解や共感、行動)によってもたらされる状態、結果。

つまり、「伝わる」は相手次第なんですね。
多くの人が伝わったなぁと実感できるのは、
自分が伝えることによって、
相手が「理解をしめした」「共感した」「行動した」
と分かった時ですね。

でも、相手が
理解するか、
共感するか、
行動するかは、
コントロールできません。

コントロールできないという前提にたって、
自分ができるのは、
伝わる努力をして伝える、ということ。

「伝えたからといって、伝わっているとはかぎらない」
「伝わるかはコントロールできない」
その視点が抜け落ちていて、
人間関係の摩擦が起きていることがたくさんありますね。

「言ったでしょ!」
「説明したでしょ!」
「教えたよね!」
「メールしましたよね!」

って、やつですね。
親子関係、仕事関係、師弟関係、etc…
言った言わない問題って多々あります。
(メールにCCやBCC入れたからと言って、伝えたことにするというのはあれズルイ作戦だなぁって思います。会社で仕事してる頃、そんなCCかBCCのおかげで、メールの数が毎日すごいことになってました。。。)

コミュニケーションにおいて、
肝心なのは、

何を伝えたのか?じゃなくて、
どこまで伝わったか?
ベストを尽くして伝わらなくても、それはそれ。

なんですよ。

伝える側は、

一所懸命
真心を込めて、
親切心で
よかれと思って、
伝えているのに、

伝えた相手が
「理解しない」
「共感しない」
「行動しない」と、

伝えたのに伝わっていないと感じて、
残念に思ったり、
悲しんだり、
諦めたり、
呆れたり、
怒ったり、

 
感情が揺さぶられまくる。

感情がわき上がってくるのは
それはそれでちゃんと大事にしなきゃですけれど、

そもそも、

「伝えたら、伝わる」って勘違いしてないか?
相手の前提やルールと、自分の前提やルールがズレていないか?
なぜ、そんなに自分は必死に伝えたくなるのか?
なぜ、そこまで、相手に「理解」「共感」「行動」を求めるのか?
正しさを押しつけていないか?
相手をコントロールしようとしていないか?
伝わるように、伝える努力はしているのか?

 

その「伝える」という行為は、
ほんとは誰のため?!

伝わらない相手を責める前に、
自分と向きあおうね!です。

よくあるのは「子どものためを思って」
でも、ほんと、それ、子どものため?
自分を守るためってことが多かったりしますね。
私も、日々注意です。

案外、相手に対して言っていること、伝えることって、

「相手のことを心配して」という枕詞つきで
伝える行為に正義感、義務感という
大義名分を自分に与えて、

自分が正しいと認めて欲しい!
自分の世界のルールが正しいと知らしめたい!

みたいな、「自己承認欲求」だったりも、します。

 

あるときは、
相手が持っている別世界の大前提やルールは、
間違っている!古い!的外れ!
引きずり下ろしてやりたい!

みたいな、「マウンティング願望」だったりということも、あります。

その動機でやっている限り、
相手には伝わらないですよね。

そういう人の話は聞きたくないですもんね(笑)
ぜったいイヤ(笑)
同じような話をされても、
あの人に言われたら無理だけど、
この人のいうことは聞こう、みたいのもありません?
それって、伝える人の「あり方」「相手への姿勢」みたいなものが
非言語で伝わっているからだと思うんですよね。

結果、本人が気付いていない、気付きたくないにせよ、
自己承認欲求やマウンティング動機を抱えながら
相手に伝えている限り、伝わらない。
だから、寂しさや、怒りのループからは抜け出せない。

まだ、相手の世界の大前提が
自分のものと違うって理解していたら、
それをふまえて相手の世界の言語で伝えたり、
共通項を探してそこからスタートしたり、
伝え方の工夫はできます。

でも、そもそも、
相手が見ている世界と、自分が見ている世界が
全く同じって思い込んでる人も多いんですよね。

 
同じ会社に勤めているんだから、これ、常識でしょ?
同じ家族なんだから、これ、当たり前でしょ?
同じチームに属しているんだから、これ、暗黙のルールでしょ?
この地域の規則は、こうなってるんだから!

その常識、当たり前、暗黙のルールを確認しないまま
どんどん突っ走ると、溝は深まるばかりです。
 

 

なんか、ふと浮かんだのがこの例だったので、
なんか突拍子もないですけど、

マレーシアの中華料理屋で
「豚の丸焼き」が円卓に出現したら、どうなるか?

すみません、唐突で。

「豚」は冨の象徴という前提の
マレーシアンチャイニーズからすれば、
最高のもてなしをされた!ありがとうですけれど、

「豚」は不浄の象徴だという前提の
マレー人からすれば、
侮辱するのか!と激怒です。

同じマレーシアに住んでいても
人種や宗教によって前提は違うのです。
しかも、どちらが正しくてどちらが間違っているわけでもなく、
どちらが優れていて、どちらが劣っているわけでもなく、
それを選択している人の自由ですよね。
 

また、これは私もセッションをやっているとアルアルなんですけど、
「これ、目の前の方に言いながら、わたし自身に言ってるじゃーん!」って、
自分をグサリと刺しながら、
ご相談相手にお伝えすること、いっぱいあります(笑)

相手に言っているつもりで、
この瞬間に相手に言いたいことって、
「自分が抱えているテーマ」とリンクしたりするんですよねぇ。
だから、その場にその方と一緒にいるんですね。
あぁ、神様はイジワルで荒療治(苦笑)

ほんと、ブーメランというか、鏡というか。
ありがたい。です。

私はいつも、ことあるごとにお伝えしていますが、
相手の前に「そっと置くだけ」です。
相手の口まで持っていって
「たべろ~!」と、突っ込もうとしない。

なんで食べないの?
美味しいのに
健康のためなのに
バカじゃないの?
死んじゃうかもよ?
食べないのなら、もう知らない!

ってやらないってことです。

相手にとっては
不味いかもしれないし、
お腹いっぱいかもしれないし、
他のを食べた後で食べたいのかもしれないし、
そのときは、健康よりも
大事にしたいものがあるかもしれないでしょ。

よかったらどうぞ、召し上がれ、と
相手の前に置くだけ。
そして、受け取って欲しければ、
相手を知って、受け取りやすいように置き方を工夫するだけ。
受け取らなかったとしても、
それは相手にとってベストの選択をしただけ。

本当に、相手の為に伝えたいのなら、
本当に、相手の人生を思うのなら、
相手が自分の意思と、ベストタイミングで
選択し、行動すると、信じること。
その行動に自分の伝えたことが
関与してようがしていまいが、究極は関係ない。

冷たいようで、それが一番の愛情。
そうね、子どもの未来を圧倒的に信じる、
親の気持ちかもしれません。

 

私も気を引き締めて、日々精進♪

今日も受け取りくださり、ありがとうございます。

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