「たまたま」は、種まきしないと起こらない

今日から９月！
　
わが家の小学生、中学生は
学校スタートしましたよ♪
　
今日は１日なので、
静かなリビングで、
神棚と玄関とリビングの盛り塩を交換。
　
さっ！９月も爽やかにいきましょう♡

あなたは昔のことをよく覚えているタイプですか？
私は、全く。
　
特に学生時代の記憶があやしすぎ。
　
今日は、　
私の「記憶力のなさ」があまりにもひど過ぎて
唖然とした出来事をお届けします。
　
　　
今回、「大人の文集を作ろう！」と企画したのを機に、
昔の自分の文集を探してみようと、
押し入れの段ボールを
ゴソゴソしてました。
　
そこで見つけた高校時代に私が書いた文章を
「16歳さきのてのひら小説」として
思い切ってお届けすることにしました。
　
すると、思いがけず、たくさんの方から
感想やシェアを頂きました。
　
私の文章を読んだ夫との
夫婦のやりとりに涙した方も。
ほんと、ありがとうございます。
　
　
それでね、段ボールの中から
高校時代の文集とは別に、
見覚えのない「文集」を発見しました！
　
　　
　
百人一首の「姫」絵札のような表紙には、
「文芸クラブ」と書いてある。
　
　
なんで、私が、文芸クラブの文集もってるの？
もしかして、間違って、人のを持ち続けてる？
　
　
不思議に思いながら、
黄ばんだ文集を開いてみると、
　
　
　　
え？　私のページがある！！！
なんか、私、詩人になっとる！！！
私、文芸クラブ入ってたんか～！！！
　
　
どんな活動してたのか
（文章かいてたんだろうけど）
一切記憶なし。
　
完全なる記憶喪失に、愕然…。

　
ちょっと、こわくなりました。　
記憶にない自分が勝手に行動してた
二重人格者の恐怖って、こんな？

　　
気を取り直して、　
恥ずかしくなるような詩を何編か
３０年後の私が読んでみました。
　
　
初々しい「中学生のわたし」が
そこにいました。
　　
　　
杖をついてゆっくり散歩する老人と
急かされて生きている自分とを比べていたり、
　
優しさってなんだろう？
と言葉にしようともがいて
センチメンタルになってたり、
　　
与えられるばかりで、
何も出来ない自分を認めて、
全てはここから、
と立ち上がろうとしていたり。
　

書いていても、恥ずかしくなりますが、　

心動かしながら
生きてたんだ、わたし。
　
　
同じ気持ち、
今も、もってるよね、わたし。
　
昔より、
ちょっとは成長してるわ、わたし。
　
　
文集の中学生の女の子が、
４８歳の私にいろんなことを教えてくれました。
　
　
　
「その瞬間」を書き留めた言葉は、
後からでは、
いくらお金を払っても、
絶対に手に入れられない、
自分だけの宝物、ですね。

これも、
あのとき、書いていたからこそ、
形にして、残しておいたからこそ。
　
　
　　
書く時間がない。
書ける気がしない。
　
　
忙しい今だから、
それもとってもよく分かります。
　

でもね、
永遠に戻っては来ない「今、この瞬間」を
書き留めておかないのは、
勿体ない、と思うんですよ。
　　
　
　
すっかり記憶から消えていた中学生の私が、
４８歳の私に多くのメッセージをくれたように、
　
　
「今」の私が
「未来」の私を勇気づける。
　
　
そんなこともあると、
私は思うんですよね♪
　
　
付け加えると、
昔の自分と「ばったり」出会えたのは、
アナログな「文集」だったから。　
　
　
検索ベースのデジタルな文集では、
絶対に出会えなかったと思うのです。
　
　
　
今、ゆうあさんと私で取り組んでいる
「大人の文集づくり『ビー玉』プロジェクト」
は、未来の自分への贈り物。