今週土曜日、世界のとある海に
大量のみかんが投げ入れられる予定です。
お花を通じて 忙しいママを潤い満たす
プリザーブドフラワー講師
プリザママ 若野さきです。
みかんの美味しい季節ですよね~。
うちの子供達はみかん大好き。
箱買いしてもあっという間になくなっちゃいます。
みかんは美味しいだけじゃなくて
とっても縁起のいい果物。
お正月のお餅の上にのっているのはみかん。
だいだい(代々)の子孫繁栄を
だいだい(橙)に託しているんですね。
ちなみに中国でも
みかんは縁起のいい果物です。
黄色いみかんは
「お金」の象徴とされていています。
マレーシアの中国人は
旧正月にみかんを贈り合うんです。
で、冒頭の今週土曜日に
大量のみかんが海に投げ入れらる事件について。
私が6年間住んでいたマレーシアのお話です。
今週土曜日2月11日は中華圏では、
農暦の元旦から数えて15日目の元宵節。
福建語でChap Goh Mei
( チャップ ゴー メイ)
日本でいう小正月です。
一般的にはランタン(灯篭)を飾り、
家族で湯円というおもちを食べる日です。
その日、マラッカ海峡に
大量のみかんが投げ入れられます。
マラッカ海峡に浮かぶ島、
マレーシアのペナン島で始まり、
マレーシアの他の地域にも広まりました。
中華系の未婚の女性が良縁を求めて
みかんに自分の名前と連絡先
(電話番号など)を書いて
月夜の晩に、海に投げ入れるんです。
海を漂う小瓶ならぬ「みかん」。
昔は男性が海に漂うみかんを
網ですくったそうですが、
今はもうイベント化して、
海に浮かぶかごにみかんを投げ入れる
玉入れイベントになっている模様。
現地ではこの行事を
チャイニーズバレンタインと呼んでいます。
「みかん」に託す良縁祈願。
今日は南の島の面白い風習のご紹介でした。
私はたくさんの方とのご縁が広まりますようにと
みかんに名前を書いて
Webの海に投げ入れます(笑)
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