ママ一人旅～直感ファーストの無計画旅から見えたこと～

今週月曜日、思い立ち、翌火曜日から

1泊2日で石川へ一人旅。

子どもと一緒ではなく、ママ一人旅です。

自分で自分を探しに行く。
自分で自分を感じに行く。
自分で自分に会いに行く。　

立ち寄ったコアワーキングスペースのカフェで

その場にいた方達との会話の流れで、

「今日は自然農法の野菜の苗植えをするから、一緒にどうですか？
人手が足りないから助かる！」

と巻き込まれまして、まさかの農業体験。

　
　
なんとなく、直感的に、
スーツケースをしめた後に、
もう一度スーツケースを開けて、
ジーンズを放り込んだのは、
こういう流れだったからなのね。

 

 

と妙に納得なんかして、

近くのアピタでTシャツ一枚買い、
帽子と長靴をお借りして、お手伝いすることになりました。

 

　

　

結局13時から16時半まで。

　　

　

白山連峰を眺めながら、
無農薬無肥料の土地に、
自家採種の種で育てたという苗（ナスとカボチャ）を植えました。
　

　
ひとつひとつ、ポットから苗を出して、
根をほぐして、畝に穴を掘って埋める手作業。
土の硬さ、温度、キメを手で感じたり、
苗ポットがたくさん入った箱の移動や特大じょうろでの水やりで、
うぁっ重っ！ってなったり、
無言になったり、おしゃべりしたり。

足腰痛くなったりね。　　

　

　

カフェに戻って、長靴と帽子をお返しして、温泉宿へ。

突然の農作業でびっくりした足腰を、温泉でほぐせました。

　

　
この時期、温泉街はガラガラで、
宿もとっても空いていて、お風呂も貸し切り状態。

誰の目も気にすることなく、
めいっぱい身体を広げて、ぷふぁーとなって、

「あー、きもちいー」と声に出す。　

　

今回の宿泊は夕飯なしプラン。

ホテルのフロントで紹介してもらったいくつかのお店の中から

直感で選んだ日本料理屋さんが、思いのほかよくって。

カウンターの端に座って、
女将さんの訛りが心地よく、おしゃべりしながら、
美味しい日本酒（手取川　酒魂）と、石川の海の幸を頂いてきました。

翌朝は雨でしたが、日本海を見てみたくなって、
安宅海岸に車を走らせました。
春の雨の日本海はちょっぴり優しい雰囲気でした。

　

 

五感が喜ぶと、生きてる喜びを感じます。
幸せだって感じます。

 

 

 

 

 

 

　

 

感じた、その感覚でしか、
自分で自分の生存は確かめられない。

　

・これまでの知識を総合するとこれが正解だから。

・OOさんがいいって言ったから。
・一般的にはこれが正解だから。
・夫/妻がこういう考えのはずだから。
・OOの肝いり事業だから。

・イメージ的にこれがいいように思えるから。
・親がそう言うから。
・先祖代々そうだから。

云々。　

 

 

 

感じもしないで、これがいいとか悪いとか、
頭で考えると　どうしても主語が自分以外の誰かになる。

実感を伴った幸せが、どんどんと遠ざかる。

 

 

 

感じるにも2種類あって

・感情
・体感

　

 

どっちも大事なんだなって、最近つくづく思うのです。

　

 

 

心から湧き出る感情
身体が感じる感覚

　
　
どっちも、自分にとっての正解を教えてくれるサイン。

　

 

コロナで正解がなくなっている今、
すんごく些細なことですら、
自分が自分にとっての正解を
自分で責任をとって選び取っていかなきゃならない。
　

何を食べるのか、何を食べないのか
電車に乗るのか、乗らないのか
ワクチン打つのか、打たないのか

誰と会って、誰と会わないのか
家にいるのか、いないのか

 

 

 

誰も、こっちがあなたの正解ですよ！って教えてくれない。

圧倒的な勢いで教えてくれると、巻き込まれたくなるけれど、
自分で責任とりたくないだけ、
飼い主を変えたいだけ、
それだけなのかもしれないって、
立ち止まって自分の心と身体に聞くことも大切です。

　　

疲れたり、忙しかったり、
寂しかったり、孤独だったりして、
エネルギーが下がると、
自分の行動を誰かに決めて欲しくなる。

他人に人生を預けたくなりがちです。
　　

何も考えない時間を作って、
自分の心と身体で感じる。

 

心と身体で感じて、自分のコアに繋がる。

　

 

それだけで、自ずと自分の道が見えてくる。

私は、圧倒的にそう信じています。