世界観、自分にとっての理想の未来を
自分の中から見つけ出すには、
いろんな方法がありますね。
・問いを立てる
・過去の棚卸し
・好きの抽象度を上げる
・理想を具体化する
・エネルギ-の源泉を探る
・妄想を膨らませる などなど
私は、これら、全部、やりましたし、
引き続きやっているものもありますし、
実際に今、そんな場を持ち、
サービスとして提供もしていますが、
これまでやってきて、
世界観が、「肚落ちする」ものであることが
一番大事と感じています。
知識が増えてくると、
どうも、世間一般論や、耳障りの良いストーリーが
自分に何層にも覆い被さって、
自分のコアが見えなくなってくる。
ちゃんと、自分の感受性で受けて、
自分の感性で出さないと、
うわっつらの
うすっぺらい
うそっぽい
世界観ができあがり、
そこに向けていざ動こうとすると、
どうもしっくりこない、
ということになり、
迷子になってしまいます。
たとえば、
世界を旅するノマドワーカー
それに憧れを抱いていたとしても、
それが本当に自分の望む未来そのものだとはいいきれません。
ノマドワーカーの何に惹きつけられているのか?
自分のパッションを刺激したのは、
時間の自由なのか、身軽さなのか、場所の自由なのか
海外生活なのか、人間関係なのか、収入なのか
それは、ひとそれぞれ。
大きなイメージとしての理想の未来、世界観は、
「憧れ」「ユートピア」であっていいけれど、
実際に自分が関わる理想の未来、世界観には、
「好き」「パッション」がマスト。
でないと、どこかで行き詰まります。
風船がふわふわ飛んで、
つかまえられなくなっちゃいます。
好きとか、パッションは、
自分の内部と繋がっているもの。
自分の内側から湧き出てくるもの。
そこにアンカリングされていれば、
その世界観、理想の未来は、
自分にとって肚落ちするもの。
世界観、理想の未来が大きく膨らみっぱなしで、
実際に動けない人にありがちなのは、
「憧れ」を表現してみただけ、だから。
その憧れのユートピアの、
自分はどのパートを分担するのか?
ユートピアの中で、自分は何がしたいのか?
自分と憧れをつなぐものが必要になるのです。
それを知るには、「パッション」「好き」が
大きなヒントになります。
逆に、
世界観が小さい、理想の未来があまりにも具体的な方が、
窮屈になってきたり、
何のためにやっているのか見えなくなってしまうのは、
「好き」の先にあるものを確認できていないから。
自分と理想の未来は繋がっているんだろうか?
自分はどこに向かいたいんだろう?
世界が自分に求めているものをやっているんだろうか?
その不安を解消するには、
抽象度をあげた大きな世界観が必要になってきます。
この世界の実現のために、
今、私はこれをやっているんだよね。
この肚落ち感がある人ほど、
勇気りんりん元気100倍になる。
「憧れ」と「好き」を混同せずに
「ユートピア」と「パッション」を繋いでみる。
これ、大事。
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