【この世には「卒婚」という言葉があるらしい~時分の花を咲かせよう 6~】

 
卒業式シーズン
はかま姿の女学生を見かけて、
自分の女学生時代を
懐かしく思い出したりした若野さきです。
 
毎日流れてくるニュースの中で
ふと目に留まったワード「卒婚」
(卒コンじゃなくて、卒婚です。)
 
 
なんと、結婚を卒業するらしい。 
(コンパ卒業じゃありません)  
 
結婚を卒業って、つまり離婚?
って思ったら、
「婚姻関係はそのままで
 別居、同居に関わらず、
 お互い自立した人間として
 関わりを続ける」
ということのようです。
 
  
つまり、婚姻関係は続けたい、
けれどもお互いの自由も尊重しあいたいということですね。
  
 
「ほんと、コイツいや!」とかなったら、
きっと離婚なんでしょうけれど、
夫との関係性は離婚するまででもない、
(もしくは、離婚するまでの気力もない、)
夫は大事だけれど、ぬれ落ち葉は勘弁、
自分の人生を干渉されずに謳歌したい、
という女心の本音の表れなのかなって思います。
(卒婚を考えるのって、圧倒的に女性だと思います。)
  
 
ひとたび結婚したら、
パートナーと死ぬまで添い遂げるべき、とか、
結婚したということは、
パートナー以外の異性への恋慕は言語道断、とか、
今までの常識は崩れつつあるんですね。
 

それぞれの言い分(想像(笑))

 
〇男性の言い分 
自分の命の時間と労力を使って、
働いてお金を稼いで家族を養って、
定年を迎えたら、放り出される。
なんて非情な!
男性からしたら、そういう感覚になるかもしれません。
(でも、お金を稼ぐは大事だけれど
 それだけが重要マターではなかったはず) 
  
〇女性の言い分
自分の命の時間と労力を使って、
子育てと家事、さらにはお仕事をなさっている方はお仕事もし、
介護も担って、家族、親族に貢献してきて、
ようやく子どもも巣立ち、
お仕事をお持ちの方は退職もしたのに、
まだ夫の身の回りの世話が残っている。
勘弁してくれ。 
あなたのことは嫌いとまでは言わないけれど、
自分の人生を自分でデザインさせてほしい。
そんな心情かもしれません。
(でも、どうしてそこまで我慢しちゃったのかしら) 
 
 
それぞれの状況や言い訳はいっぱいあるんですけれどね。
 
 
経済的にそれぞれ自立している夫婦の場合、
卒婚で苦労するとすれば、
交友関係は仕事オンリー、
家事についてはおんぶにだっこだった
夫になるケースが多いと思います。
 
  
どちらか一方が経済的に自立できない場合、
金銭的な理由で卒婚はきついかもしれません。
 

卒婚の前に今すること

 
 
時分の花を咲かせよう
(今咲かせられる花をめいいっぱい咲かせていこう)が、
私のテーマで、
みなさんにお伝えしていることですけれど、
流動的で変化の多い今のような時代では、
今までの価値観を捨てたうえで、
今の自分にとって、最幸とは?
を問い続けることって大事なんですよね。
「時分の花」は「自分の花」であって、
誰かのためのものではないから。 
 
 
自分だけが幸せになればいいのか!って
お叱りの声も聞こえてきそうですが、
   
 
結局、自分の気持ちを正面から見つめることなく、
今まである既成概念の上にのっかるだけでは、
自分を無視し、
自分をわざわざ鈍感にし、
知らず知らずのうちに自分に嘘をついていく。
そしてある日突然、噴火。
自分を大事にできない人が、
周りを大事にできるはずがないんですね。
自己犠牲は美徳じゃなくて、自己欺瞞ですから。) 
 
 
「卒婚」のキーワードから、
どんな自分の最幸を実現できるのか、まず考えてみる。
 
 
自分の思いを行動に移すか、移さないか、
それは次の問題。
まずは自分の想いを確認していくって、
自分の為、周りの為でもあるんですね。
 

私たち夫婦の場合 

個人的な私の状況としては、
ご縁があって、出会って、魅かれあって、結婚した相手。
私にとっての今の夫は、
家庭という船をこぐ同志であり、
肌を触れ合っていたい恋愛の対象でもある、
大事なパートナーなので、
今のところ、結婚を卒業する予定はありません。
 
そんな私でも、
卒婚という選択肢が世の中的に現れてきたという事実は
ちょっと、いや、だいぶ興味深いです。
これが世の中の流れなんだなぁと。
私が学生の時にはありえないようなお話。   
 
 
この記事を書いている最中に
海外出張中の私の夫から電話。
 
 
軽い会話から始まったのに、
話がパートナーシップに及び、
10分程度の会話だったのにも関わらず、
  
「今はなくても、俺たち夫婦が
 いつか離婚とか卒婚に進んでいく可能性だってあるよね。
 けど、俺は子どもに悪いなっておもっちゃうけどね。」
 
 
なぜだか、こんな話にまで発展。
 
 
むこうは飛行場の手荷物検査場で
靴を脱いでX線検査の直前の話っていうのが
話題と不釣り合いなシチュエーションですけれど(笑) 
 
 
「お互い、離婚とか、卒婚とか、
 そういう状況になりうる可能性があって自然だよね、
 って思いながら、付き合って、生活しているなら、
 自分自身を高めて、
 相手に大事に思ってもらえる自分であろうと思えるよね」
 
というところで、X線検査前に落ち着きました(笑)
 
 
 
 
が、この後、夫から、
「俺はきっと将来、離婚を突き付けられる気がする」
と、勝手に想像して、
不安だ不安だと申しておりました。
私は全然そんな風に想像してないんですけれど。
私たちの夫婦関係は、これ以上深堀する段階ではないので、
「そんなことないと思うよ。」
と返事して、
翌日の夜、子ども達を連れてセントレアまで迎えに行きました。
 

卒婚をテーマに夫婦で話をしてよかったこと

なんだか、重いテーマですが、話をすることで、
お互い、ニュートラルの状態を感じたことが
最大のよかったことだと思います。

つまり、相手は自分のものだ、コントロールできるという思い込みを捨て、
結婚前のフリーの状態に意識が一旦戻ったんです。
 
すると、やっぱり私は夫が大事だって思えたし
夫も私を大事だと思ってくれたのが分かりました。
 
結婚記念日でもないのに、
結婚していることを改めて感謝するきっかけになったんです。

 
あなたは「卒婚」と聞いてどう感じましたか?
もし心がちょっと揺れたなら、
今の自分の気持ちを見つめてみる機会かもしれません。 
そして、ご夫婦の話題として、
お互いどう考えるか、会話してみると、
逆に夫婦の絆が深まるきっかけになるかもしれません。
 
 
 
※写真は卒業生に作ったコサージュ。
 (卒業つながりってことで(笑))
 写真の女の子、テレビで活躍する有名な子役さんだって
 後から知ってびっくり。
 どおりで、写真撮らせてといった時のポージングがプロだった!
 お顔を撮らずに、コサージュメインで撮ったから、
 女の子不思議そうな顔をしておりました(笑)
 
 

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