リューカデンドロン
私のお花を学び始めたのは、
約20年前。
当時は、バリバリの会社員。
奈良から大阪の堺筋本町や肥後橋まで
毎日、私鉄&地下鉄を乗り継いで出勤し、
総合商社の正社員として、
貿易の仕事をしていました。
納期とコスト
この二つのために、
男性性バリバリで、
朝から夜まで働いていました。
何のご縁か、
私の同期のお誘いで、
自宅の近くで月に2回、
生け花を習うことにしたのです。
私が習った流派は
「花は野にあるように」
がモットーの
奈良の静かなお寺がお家元の「山村御流」
納期とコストしか頭にない生活に
月2回、まったく逆世界のお花との時間が
潤いとバランスを与えてくれました。
お稽古の後、しばらくは
玄関先にお花がある暮らしでした。
自分でお花を生けるのは、
ちょっとハードルが高く
感じる方もいるかもしれません。
アレンジメントされたお花を買ってきても、
好きな花を1、2本、
ちょっと花瓶に挿すだけでも
花は空間に華やぎを与えてくれます♡
花を目にするたび、
癒やしや必要なエネルギーを
受け取ることが出来ます。
今日は、水揚げもよく日持ちもして、
ドライも楽しめるお花の紹介です♪
昨日は、リューカデンドロンを2輪(黄緑色)と
小菊を1本を買ってきて、
舟形の花器に生けました。
どうやったら、
お花が空間で美しく調和するか。
長さ、向き、角度、余白。
お花と対話しながら生けるのは
私にとって、至福の時間です。
さて、今日ご紹介したいのが、
リューカデンドロン。
写真、黄緑色の植物です。
音がいいですよね。
発音すると、舌の動きも楽しいし。
このお花は
水揚げもよく、
日持ちもして、
ドライフラワーにもできます。
リューカデンドロンは
南アフリカ原産のワイルドフラワーですが、
和のテイストにしてみると、
案外面白い「間」になりました。
今回は剣山に挿しましたが、
花瓶に1輪、2輪挿してもよし、
生花で楽しんだあとは、
逆さまにつるして乾燥させて、
ドライフラワーにしてもよし。
独特の表情が長らく楽しめます♪
ちなみにリューカデンドロンの花言葉は
「沈黙の恋」
「閉じた心を開く」
なんだとか。
ぐっと秘めた想いを世に放ちたい方には
ぴったりのお花ですね。
自宅をパワースポットに♪
みなさんのご自宅が愛と光あふれるパワースポットになりますように。
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