私たちの生活が
この数ヶ月ですっかり様変わりしましたね。
在宅勤務に休校、
家にずっと家族がいる状態。
うちも中学生~小1まで、男の子3人と、
在宅勤務の夫が毎日家にいます。
子ども同士は毎日、ケンカもしますが、
(ご近所さん、いつもうるさくってごめんなさい)
ケンカもご機嫌に遊びたい気持ちの裏返し。
休憩のように、けんかを間に挟みながら、
一緒に公園いったり、レゴで遊んだり、
一緒に遊べる兄弟がいてよかったなとシミジミ思う次第です。
夫が家にいると、
働く夫に改めてありがとうって気持ちになります。
昼食の時間を除いては、
別の部屋に籠もって仕事してますけれど、
部屋から時々、漏れ聞こえてくる電話の声とか、
パソコンに向かっている背中とか、
家族のために頑張ってくれているのを
感じることができるのは
サラリーマン家庭だと
貴重な時間だと思うんですよね。
人が寄り集まれば、何かしら摩擦が起きる、
ストレスがないといえば嘘だけれど、
それ以上に、
家にお父さんがいてくれると
子ども達も私も、なんだか安心するんですよね。
・外出自粛がいつまで続くのか?
・ワクチン開発まで、感染せずにいられるのか?
・感染しても、軽症ですむのか?
・経済、家計はどうなっちゃうのか?
・仕事は続けられるのか?
・子ども達の学びはどうなるのか?
人間の大きな悩みの3つは
・健康
・お金
・人間関係
といわれていますが、
今回のコロナウィルスは
その3つ全てを同時に問いかけています。
どれか一つに対応するだけでも大変なのに、
いっしょくたにやってくるんですから、
誰しもみんな大変ですよね。
普段は何気なくやりすごせていたことも、
今のような有事の時は、
一気に隠れていた問題が露見します。
コロナ離婚とか、コロナ別居とか、
コロナのせいじゃなくて、
これまで見て見ぬふりをしてきたパートナーシップの問題が
顔つき合わせて毎日を過ごすようになって
隠しきれなくなっちゃっただけ、
なんですね。
DV被害の増加とか、
中国では離婚の急増とか、
パートナーシップは世界全体の問題として
表出していますよね。
家に家族がずっといるのを、
ストレス、と感じる人もいれば
家族と過ごせて嬉しい、と感じる人もいる。
この違いって
いかに家族が信頼関係を築いてきたか?
家族に対して、自分に対して、
いかに「正直」か?
の差だと思うんですよね。
家庭を持つ女性は、
小さな小さな我慢をいくつも積み重ねがち。
炊事、洗濯、掃除の家事から
物の管理、家計の管理、
子どもの健康、予防接種、
子どもの学校のこと、
ご近所さんとの関わり合い、
それに加えて、自分の仕事、
タスクがいっぱい。
一つ一つは小さくても
それがたくさん押し寄せてくると
ある日突然、ドッカーンと噴火するか。
ある日突然、ピタッと動けなくなるか。
ある日突然、ガラガラとシャッターを閉じるか。
多すぎるタスクなら、
家族に割り振ったらいいし、
便利な道具や、プロにお任せしてもいいし、
やらないという選択肢をしてもいいのに、
「全部自分でやる」前提になっちゃってないかな?
で、助けてくれないパートナーに
勝手に不満を募らせているってケースも。
基本的に、男性は要求されないと動かない。
そう思っている位でちょうどいいかと。
男性は、テリトリーを大事にしている方がほとんどなので、
勝手に了承も得ず、
人のタスク(テリトリー)に侵入してはよくない
って思っているんですね。
(男性性の強い女性もそうですね。)
そういう男性相手に、
先回りして、とか、
気を利かせて、とか、
こんなに頑張っているのに気遣ってよ!とか、
期待するのが、ナンセンス。
相手は、よかれと思って、何もしないんですから(笑)
だからね、まずは、
自分自身で、
小さな、小さな我慢に気付くこと。
ちょっとイラっとした、
ちょっとムカッとした、
なんだか悲しかった、
自分の中の神様の声を
ちゃんと拾ってあげること。
どうしてイラッとしたのか、
どうしてムカッとしたのか、
どうして悲しかったのか、
自分の中の神様とちゃんと対話してあげること。
そして、その声をパートナーや、
家族に伝えてみること。
具体的に、こうしてほしいな。
これしてやってくれたら嬉しいな。
って。
それが、自分に「正直」になること、
パートナーに対して「正直」になること。
それは「ワガママ」とは絶対に違うから。
パートナーシップは我慢合戦じゃないからね。
正直に話しあって、
ありたい暮らし、ありたい未来を
築き上げていくことだからね。
こんな有事の時だからこそ、
自分とも、パートナーシップとも向き合える
絶好のチャンス。
平時に戻るまで我慢しよう、
はだいぶ危険。
残念ながら、非常事態は長引きそうです。
仮に、コロナを乗り切るとして、
このまま発酵させつづけて、
子どもも巣立って夫婦二人の生活がくる日に
蓋を開ける???
小さな違和感、小さな苛立ち、小さな悲しみ、
を少しずつでも払拭しながら、
本当にありたいパートナーシップ、家庭ってどんな?
両方を描いていける
またとない機会だと思うんですよ。
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