昨日は、子ども達も学校を休んで、
羽田空港へ見送りに行ってきました。
国際線のフライトスケジュールの掲示板には、
「Canceled 欠航」がずらり。
2枚の掲示板のうち、
たったの2便しか、飛び立たない中、
夫はそのうちの1便、
フランクフルト行きの飛行機に乗り込みました。
「ヨーロッパで働いてみたい」
という彼の希望は、
今年の4月には現実化し、
家族もその数ヶ月後には一緒についていく予定であったのに、
新型コロナウイルスのせいか、おかげか、
夫は在宅勤務すること、半年。
たっぷりと、家族の時間がありました。
そして、夫が夫自身と向きあい、
新たな学びを始め、
夫自身も学びをアウトプットを始めるようになったのも、
この半年という、ボーナスタイムのおかげだったのかなと思います。
コロナの第二波が言われるヨーロッパに向けて、
ようやく奇跡的に就労ビザを取得でき、
針の穴ほどの隙間をくぐり抜けて飛びだった夫を見ていると、
調ったら、当然の奇跡はやってくる
その証明だったんだなぁと。
空の港で、家族みんなでハグをして、
手を振って、
やっぱり涙が出たけれど、
不思議と「寂しい」じゃなくて、
「ありがとう」で涙が溢れてきました。
これには、自分でも少し驚いています。
結婚してからずっと、
家族のために頑張ってくれた夫であったことを
改めて感じたんです。
でも、これからは、物理的に離れることで、
家族のことを思ってくれながらも、
夫自身が夫のために時間とエネルギーを使う
ドイツでの暮らしになるんだろうなと。
それを思いっきり楽しんでほしい、
心底そう思いました。
コロナでいつ帰ってこれるのか分からない状況だけれど、
数ヶ月後なのか、1年後なのか、それ以上なのか、
不明ながらも、
今と、その再開の時とでは
また違った感覚で対面するんだろうなという予感もしながら、
それも一つの夫婦の歩みなんだろうなと。
メリットとか、デメリットとか、
行くか、行かないかとか、
二者択一、二元論的な制限から飛び出して、
伸びやかに生きるには?という
もう一段上からの問いの答え。
制限とか、制約は取っ払ってから、
ほんとはどうしたいの?って、たずねてみる。
本音の選択は、どれも正解って分かると、
逆に自由回答すぎて、途端に選べなくけれど、
結局、制約があるって思い込んでいるだけってこともある。
自分が調いさえすれば、
案外、世の中は自由自在なのかもしれない。
コロナで世の中が最小単位まで分断されていったとしても、
でも、どうありたいか、その制約をとっぱらって世界を見渡してみると、
色んな可能性が見えてくる。
きっと、針穴レベルの突破口が現れるんだと
夫を見てて思ったわけです。
ドイツで会えなくても、
スペイン集合してもいいし、
フランス集合してもいいよね。
それって、逆になんだかワクワクしちゃう。
ということで、こんなご時世だけど、
マイル貯めよう!って、思ってます。
私が、3ヶ月前、
「家庭パワースポット」の看板から、
「大航海時代の港」という看板に掛け替えた私も、
そういうことだったんだなぁと、
今、改めて思っています。
つい先日参拝した玄界灘に向かって鎮座し続ける「宗像大社」でも、
大吉のおみくじには「留まれ」のメッセージ。
「港」って、送り出すときは寂しいのかも、なんて、
銀河鉄道999のメーテルを思い浮かべてみたりしたけれど、
寂しいじゃなくて、ありがとうって送り出せるなら、
なんて幸せな立ち位置だろうと。
そして、お互いにとって必要な相手なら、
然るべきいつかに、
ちゃんと会えるはずだものね。
私の活動のテーマ「港」
これから私はどんな港でありたいか。
私が港でいることで、どんな世界に貢献できるのか。
どんな方を迎え入れ、どんな方は入港拒否なのか。
船作り、メンテナンスにどう関わるのか。
ワクワクや安らぎや充電して、本当の自分で漕ぎ出して頂くために
私はどんな関わり方をし、何をととのえるのか。
そして、どんな思いを持って出港していただくのか。
私の一番身近な人を送り出して、
このタイミングで、自分の世界観の解像度を上げていこうと思っています。
そして、このブログを読んで下さっているあなたと一緒に
ワクワクする大航海を共に楽しめたら、
最幸!って思っています!
今日もお受け取り下さり、ありがとうございます。
あなたの人生の大航海に愛と追い風を送ります。
あなたの幸せの限度枠がどんどん広がっていきますように。
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